佐賀県立博物館|佐賀県立美術館

EXHIBITION展示案内

博物館テーマ展示「没後100年 高柳快堂の画業」

※この展覧会は終了しています。

博物館 2009年9月30日(水曜日)~ 2009年11月15日(日曜日)

 高柳快堂(たかやなぎ・かいどう/1824~1909)は久保田出身の画家で、力強い筆致の山水画をはじめ特色ある作品を残しています。

 今回のテーマ展示は、高柳快堂の没後100年にあたり画業を紹介するものです。是非御観覧ください。

会期 平成21年9月30日(水曜日)~11月15日(日曜日)
会場 博物館3号展示室
観覧料 無料
関連行事 博物館・美術館セミナー
「没後100年 高柳快堂の画業」
 [日時]11月8日(日曜日)14時~15時
 [場所] 佐賀県立博物館3号展示室
 [その他]事前申込不要、参加料無料。

【高柳快堂(たかやなぎ・かいどう)】

  • 文政7年~明治42年(1824~1909)。久保田(佐賀市久保田町)の出身。名は高敬、通称は文次、号は快堂(愧堂、晦堂)のほか鹿瀬老漁人、窪水漁夫。
  • 佐賀藩校弘道館教授の武富圯南(たけどみ・いなん)に漢学と画を学び、のちに画を長崎の鉄翁(てつおう)、清国から渡来した王克三(おう・こくさん)、徐雨亭(じょ・うてい)、京都で中林竹洞(なかばやし・ちくとう)、貫名海屋(ぬきな・かいおく)に学ぶ。さらに詩文を大阪の篠崎小竹(しのざき・しょうちく)、京都の岩垣月洲(いわがき・げっしゅう)に学ぶ。
  • 山水画を中心に力強い筆致の特色ある作品をのこす。一時期有田に住み、明治初年頃に欧米の博覧会に出品された「磁器画」の制作にもたずさわった。
  • 明治15年東京に移り、同31年帰郷するが、晩年は名古屋に住み同地で死去。