コレクション展「緞通をたのしむ-鍋島・赤穂・堺-」
※この展覧会は終了しています。
美術館
2009年11月19日(木曜日)~ 2009年12月23日(水曜日)
佐賀名産の「鍋島緞通(なべしまだんつう)」は木綿の敷物です。元禄時代に嘉瀬町扇町に伝わり、その後、藩主御用の贈答品として、「花毛氈(はなもうせん)」、「扇町紋氈(おうぎまちもんせん)」の名で門外不出の非売品として大切にされました。
今では「鍋島緞通」と親しまれるこの敷物は、大阪府の「堺緞通」や兵庫県の「赤穂緞通」に伝わり、木綿を素材として、「蟹牡丹文(かにぼたんもん)」などよく似た文様を織り、いずれも基本寸法が一畳だったことなどがわかっています。
館蔵の鍋島緞通を中心に、御寄贈いただいた旧高取邸(唐津市)を飾った緞通、故坂田千恵子コレクション(寄託)の百枚余りから選んだ鍋島・赤穂・堺緞通など、美術館の緞通コレクション40枚余りをお楽しみください。
会期 | 平成21年11月19日(木曜日)~12月23日(水曜日・祝日) |
---|---|
開館時間 | 9時30分~18時(入館は17時30分まで) |
休館日 | 月曜日(祝日の場合はその翌日) |
会場 | 佐賀県立美術館 3号展示室 |
観覧料 | 無料 |
主催 | 文化庁 「佐賀県地域文化芸術振興プラン」実行委員会 「武藤辰平-フランスの風-」実行委員会(佐賀県立美術館・佐賀美術協会・佐賀新聞社) |
関連行事
博物館・美術館セミナー
実物に触れてさまざまな緞通のちがいを体験するワークショップです。
- 日時:平成21年11月21日(土曜日) 午後1時30分 ~ 午後3時
- 場所:佐賀県立美術館 3号展示室
- 参加料:無料
- その他:参加は自由です。(ただし、先着20名程度)