博物館常設展「佐賀県の歴史と文化」平成21年度第4期/コーナー展示「岡田三郎助-洋画の美、花ひらく-」
※この展覧会は終了しています。
博物館
2009年12月22日(火曜日)~ 2010年3月14日(日曜日)
「大隈重信他記念写真」(部分/明治30年3月撮影)。前列左より大木遠吉(大木喬任の子・司法相・鉄道相・貴族院議員)、大隈重信秘書、大隈重信妻綾子、大隈重信(首相・外相・内相・農商務相・早稲田大学総長)、武富時敏(蔵相・逓信相)。撮影当時、大隈は第2次松方正義内閣(松隈内閣)の外相。 |
唐津市相知町佐里で採取された「玉ねぎ状風化岩」、佐賀城公園の濠をはじめ県内各地の水辺でよく見られる「ヒドリガモ」の剥製、佐賀藩初代藩主鍋島勝茂の異母弟で2代将軍徳川秀忠と鍋島勝茂に仕えた鍋島忠茂(餅木(もちのき)鍋島家の祖)の肖像「得髄公像」(とくずいこうぞう)、政治家で「蒼海」(そうかい)の号を持つ著名な書家副島種臣の代表作「李白『登金陵鳳凰台』屏風」(りはく『きんりょうほうおうだいをのぼる』びょうぶ)、佐賀県出身で政界等で活躍した大隈重信・武富時敏・大木遠吉・奥村五百子(いおこ)らが映る「大隈重信他記念写真」(明治30年3月撮影)など、83点の資料を新たに展示します。
会期 | 平成21年12月22日(土曜日)~平成22年3月14日(日曜日) |
---|---|
休館日 | 月曜日(祝日の場合はその翌日)、年末(12月28日~31日) ※お正月(1月1日~4日)は開館します。 また、1月18日(月曜日)、2月1日(月曜日)は開館します。 ※1月11日(月曜日・成人の日)は開館し、翌日の1月12日(火曜日)は休館します。 |
会場 | 博物館1号・2号・3号・大展示室 |
観覧料 | 無料 |
「岡田三郎助-洋画の美、花ひらく-」展(博物館常設展コーナー展示)
↑こちらをクリックすると 拡大画像を表示します。 (pdf 169kb) |
博物館では、昨年9月から始まった常設展「佐賀県の歴史と文化」第3期から「佐賀の近代洋画」コーナーを特設し、百武兼行・久米桂一郎・岡田三郎助など日本の近代洋画界をリードした佐賀県出身の洋画家の作品を紹介しています。
このたび、美術館で開催中の特別展「近代との遭遇-世界を見る・日本を創る-」に合わせて、日本近代洋画の巨匠・岡田三郎助の特集展示をおこないます。
岡田三郎助は1869(明治2)年佐賀に生まれ、その画風は「優美、典雅」とひろく賞賛され、明治から昭和にかけて、日本近代洋画のアカデミズムの中心画家として、また後進のよき指導者として、日本の洋画壇発展に尽くした功績は多大なものがあります。
今回は洋画を中心に、県立美術館所蔵作品と寄託作品の中から岡田の代表作を展示します。日本近代洋画の精華というべき岡田の名作、傑作の数々をぜひご覧ください。
会期 | 平成22年1月16日(土曜日)~3月14日(日曜日) |
---|---|
会場 | 佐賀県立博物館3号展示室「佐賀の近代洋画」コーナー |
展示資料 | 佐賀県立美術館所蔵および寄託の岡田三郎助の洋画、パステル画等 計17点 |