佐賀県立博物館|佐賀県立美術館

EXHIBITION展示案内

特別展示「中里逢庵 唐津十選」

※この展覧会は終了しています。

美術館 2010年3月25日(木曜日)~ 2010年4月25日(日曜日)

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故 中里逢庵 氏

 中里逢庵(ほうあん/13代中里太郎右衛門/1923~2009)は、12代中里太郎右衛門(無庵/むあん)の長男として唐津焼の窯元に生まれました。父は伝統工芸の世界で人間国宝に、長男忠夫(逢庵)氏は、個性的な作風に挑戦して日本藝術院会員となられました。

 逢庵氏は、古唐津の伝統的な「叩き」の技法を復興し継承するとともに、古唐津のルーツを解明するため、朝鮮半島から東南アジアを訪問・調査され、この研究により博士(学術)号を取得されました。また、その成果は力強く現代感覚あふれる作品となってわたしたちを楽しませてくれます。

 今回の特別展示では、昨年12月に14代中里太郎右衛門(中里忠寛)氏より九州陶磁文化館に御寄贈いただいた作品のうち6点と、九州陶磁文化館所蔵の1点、さらに県立美術館所蔵の3点をあわせた10点を御覧いただきます。

会期 平成22年3月25日(木曜日)~4月25日(日曜日)
休館日 午前9時30分~午後6時(入館は 午後5時30分まで) 月曜日休館
会場 佐賀県立美術館 3号展示室
観覧料 無料