佐賀県立博物館|佐賀県立美術館

EXHIBITION展示案内

美術館 テーマ展「幕末佐賀の近代化産業遺産」

※この展覧会は終了しています。

美術館 2010年12月 7日(火曜日)~ 2011年2月13日(日曜日)
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観光丸(スンビン)模型 
【佐賀県立博物館蔵/交通博物館蔵をもとに作成】
灘越蝶文皿
【佐賀市教育委員会蔵/三重津海軍所跡出土】
鉄滓(てっさい)
【佐賀市教育委員会蔵/築地反射炉跡出土】

 平成21年1月、九州各県や山口県に分布する幕末から明治期にかけての産業遺産が、「九州・山口の近代化産業遺産群」として世界遺産暫定一覧表に追加記載されました。暫定一覧表は、各国が自国内の世界遺産候補をリストアップしたもので、これに掲載されることが世界遺産登録に向けての第一歩となります。

 現在、佐賀県及び佐賀市では、「九州・山口の近代化産業遺産群」の構成資産に、幕末の佐賀藩が行った近代化事業に関わる遺跡を、日本の産業の近代化を物語るもののひとつとして追加するべく、発掘調査や文献史料調査を行っています。

 今回の展覧会では、進行中のこれらの調査の中間報告として、鉄工や造船を中心とする幕末佐賀藩の取り組みを、最新の成果とともに御覧いただきます。

会期 平成22年12月7日(火曜日)~平成23年2月13日(日曜日)
会場 佐賀県立美術館 3号展示室
主催 佐賀県立博物館、佐賀県立図書館、佐賀県教育委員会、佐賀市教育委員会
展示内容 三重津海軍所(みえつかいぐんしょ)跡出土遺物など142点を展示します。
[展示構成]
(導入)世界遺産への道
(1)幕末佐賀の近代化事業
(2)大砲鋳造と反射炉
(3)三重津海軍所
展示資料一覧
観覧料 無料
ギャラリートーク 日時:1月15日(土曜日)14時~15時
講師:
前田達男(佐賀市教育委員会世界遺産調査室長)
大園隆二郎(佐賀県立図書館近世資料編さん室長)