美術館玉手箱2「蒼海 副島種臣―書のチカラ―」
※この展覧会は終了しています。
美術館
2011年5月10日(火曜日)~ 2011年7月 3日(日曜日)
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■副島種臣 そえじま・たねおみ 文政11年(1828)~明治38年(1905)
幕末の佐賀藩士、明治の政治家。佐賀城南堀近くで生まれ、父は枝吉南濠(種彰/佐賀藩校弘道館教諭)、兄は神陽(経種/弘道館教諭)。32歳のとき副島家の養子となる。父と兄の感化を受け、兄神陽を中心とした楠公義祭同盟に参加、尊壌論に傾倒する。明治維新後は新政府に用いられ、参与、参議を経て外務卿となる。明治6年(1873)征韓論で下野、同9年(1876)から2年間中国を漫遊。その後、明治天皇の侍講、宮中顧問官、内務大臣などを歴任。漢学をはじめ豊かな学識を有し、また漢詩人、能書家としてすぐれた詩と書を残した。幼名は次郎、名は龍種から種臣に改める。号は一々学人、蒼海(滄海)など。
■展示一覧 ※年齢は数え歳
- 耕田歌 明治18年(1885年/58歳)作 1幅 当館蔵
- 宋之問「霊隠寺」句 明治10年代後半(50歳代後半)作 1幅 個人蔵(寄託)
- 有志者事終成 明治28年(1895/68歳) 1幅 当館蔵
- 未嘗邪勝正 明治37年(1904/77歳) 1幅 個人蔵(寄託)
- 喜 明治37年(1904/77歳) 1幅 当館蔵
※展示内容は変更することがあります
会期 | 平成23年5月10日(火曜日)~7月3日(日曜日) |
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会場 | 佐賀県立美術館 1号展示室B |
観覧料 | 無料 |