美術館玉手箱3「宝の海 有明海の漁労」
※この展覧会は終了しています。
美術館
2011年7月 5日(火曜日)~ 2011年9月 4日(日曜日)
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本年第3回目の玉手箱は、「宝の海」と呼ばれてきた有明海の漁労について、漁具と絵巻物で紹介します。
有明海は日本最大の干満の差があり、広大な干潟にはここでしか見ることができない独特な生き物も住んでいます。この生き物を捕獲する漁具もまた独特で、「有明海漁撈(ぎょろう)用具」として国の重要有形民俗文化財に指定されています。
また、今回紹介する絵巻物「有明海漁業実況図(ありあけかいぎょぎょうじっきょうず)」は、幕末・明治初期頃に松田房晃(まつだふさあき)が上述の漁具などを使った有明海独特の漁法を23種の図で表現したものです。
この他に、静岡県出身の木版画家牧野宗則(まきのむねのり)が有明海をモチーフに描いた木版画や有明海の生き物の写真なども併せて紹介しています。
会期 | 平成23年7月5日(火曜日)~9月4日(日曜日) |
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会場 | 佐賀県立美術館 1号展示室B |
観覧料 | 無料 |