県立博物館テーマ展示6「錦絵で見る明治」
※この展覧会は終了しています。
博物館
2012年1月24日(火曜日)~ 2012年3月11日(日曜日)
↑ここをクリックすると ポスターの画像が 大きくなります。 (331KB; PDFファイル) |
「錦絵」は、江戸時代中期以降に流行した多色刷り木版画のことで、明治期に入ると鉄道や国立銀行、博覧会などの「開化」の様子や、戊辰戦争・征韓論争・大日本帝国憲法発布・日清戦争など当時の政治・社会・外交の大きな出来事をテーマにした時事的な錦絵が数多く作られ、流通しました。
当時の人々は、時事的な事柄を、こうした錦絵を通して文字情報と画像情報を合わせ見て、具体的にイメージを膨らませていました。
今回のテーマ展示では、佐賀県立博物館・名護屋城博物館・佐賀城本丸歴史館の3館が所蔵する貴重な錦絵40点を下記のとおり展示しますので、当時の時事的な情報が庶民にどのように伝えられていたのかを実際に体感していただくとともに、錦絵の魅力を存分に御堪能ください。
会期 | 平成24年1月24日(火曜日)~3月11日(日曜日) |
---|---|
会場 | 佐賀県立博物館 3号展示室 |
観覧料 | 無料 |
展示資料 | 40点(※「記者公表資料」のとおり) |
関連行事 | 第107回博物館・美術館セミナー テーマ:「錦絵と絵葉書」 講師:当館学芸員 浦川和也 (1)日時 平成24年2月4日(土曜日)14時~15時30分 (2)会場 美術館研修室及び博物館3号展示室 |
東京高輪海岸蒸気車鉄道図 (三代目歌川広重画) |
|
貴女裁縫之図 (安達吟光画) | |
東京開化三十六景 「新橋より煉瓦の造家」(三代目歌川広重) |
東京日日新聞六百五十六号 「江藤新平逮捕の図」(落合芳幾画) |