世界遺産登録推進企画展 「幕末佐賀の近代化産業遺産2」
※この展覧会は終了しています。
美術館
2012年1月19日(木曜日)~ 2012年2月26日(日曜日)
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県および、県教育委員会、佐賀市教育委員会では、現在、世界遺産暫定一覧表に記載された「九州・山口の近代化産業遺産群」の世界遺産登録に向けて各種事業に取り組んでいます。
調査の内容は、幕末佐賀藩の技術力の実態を明らかにするため、現地での発掘調査、古文書などの文献資料の読み解き、これらの遺跡に関連する史料の収集を行いました。
今回は、鉄工や造船等に関わる幕末佐賀藩の産業遺産で、鉄製の洋式大砲を鋳造した築地・多布施反射炉)跡(ついじ・たふせはんしゃろあと)、藩の洋式海軍の拠点となった三重津海軍所跡(みえつかいぐんしょあと)、これらの活動に深く関わった佐賀藩精煉方(せいれんかた)跡の調査の成果として、これまでの発掘調査で出土した遺物や、文献調査で当時の状況を解明する際の資料となっている絵図などを中心に展示しています。
また、これまで発掘調査現地説明会の折りなどにいただいた多くの御質問にお答えする意味から、改めて遺跡の基本的な事柄や、最新の調査成果も御紹介することにしています。
県民の皆様方には、世界遺産登録に向けた調査の状況と共に、郷土の産業遺産を知っていただく良い機会ですので、是非御覧ください。
会期 | 平成24年1月19日(木曜日)~平成24年2月26日(日曜日) |
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会場 | 県立美術館 2号展示室 |
観覧料 | 無料 |
講座・ギャラリートーク | 野村昭嘉のアクリル画 計 30点 ※会期中一部展示替えをおこないます。 |
関連行事 | 日時:2月4日(土曜日)・2月18日(土曜日) 午後1時30分~ 会場:美術館2号展示室 ※いずれも事前申込みは不要です。 |
展示資料リスト(146KB; PDFファイル)
木炭入り鉄滓(てっさい)(部分) 佐賀市教育委員会蔵 |
肥前国筑後国柳川国御境目絵図 (ひぜんこくちくごこくやながわこくおんさかいめえず) 佐賀城本丸歴史館蔵 安政2年(1855) |
「海」銘 磁器 佐賀市教育委員会蔵 三重津海軍跡出土 |