佐賀県立博物館|佐賀県立美術館

EXHIBITION展示案内

明治の群像・洋画 岡田三郎助とゆかりの洋画家たち

※この展覧会は終了しています。

博物館 2013年11月28日(木曜日)~ 2013年12月28日(土曜日)
明治の群像・洋画 岡田三郎助とゆかりの洋画家たち

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 佐賀出身の近代洋画の大家岡田三郎助の最高傑作「裸婦」は、7月からの特別公開で約3万人の方々に御覧いただき、その洗練された美を堪能していただきました。
 大変好評につき、「佐賀県の歴史と文化」の近代洋画を御紹介するコーナーで、再び下記のとおり継続して公開します。

会期 平成24年11月28日(水曜日)~平成24年12月28日(金曜日)
会場 博物館3階3号展示室
観覧料 無料
関連事業 ●博・美セミナー
【テーマ】「裸婦像を開く―岡田三郎助の《裸婦》について―」
【講師】松本誠一(美術館副館長)
  • 12月22日(土曜日)受付13時30分より
  • 14時~15時30分
  • 美術館研修室
  • 定員30名程度
  • 事前申し込み不要
岡田三郎助「裸婦」

岡田三郎助
《裸婦》
昭和10(1935) 油彩
縦99.8×横65.5センチメートル

岡田三郎助

岡田三郎助 おかだ・さぶろうすけ
明治2(1869)~昭和14(1939)

佐賀城下に生まれる。旧姓石尾。幼時に上京、旧藩主鍋島直大邸で百武兼行の油絵に接し、洋画への関心を示す。
明治20年小代為重の紹介で曾山幸彦の門に入る。同27年黒田清輝、久米桂一郎が指導する天真道場に入門。同29年白馬会創設に加わる。
また同年新設の東京美術学校西洋画科の助教授となる。翌30年渡仏。ラファエル・コランに師事する。帰国後は美校教授に就任。官展の中心作家として活躍する。大正8年帝国美術院会員、昭和9年帝室技芸員となり、同12年第1回の文化勲章を藤島武二らと受章する。