佐賀県立博物館|佐賀県立美術館

EXHIBITION展示案内

バラエティ・アート・フェスタさが2012で制作された金澤翔子さんと326(ミツル)さんの作品の特別展示

※この展覧会は終了しています。

美術館 2014年1月 1日(水曜日)~ 2014年2月 3日(月曜日)

 11月23日から25日にかけて佐賀市文化会館・佐賀県総合体育館で開催しました「バラエティ・アート・フェスタさが2012」(第12回全国障害者芸術・文化祭さが大会)において、ダウン症の天才書家・金澤翔子さんと佐賀市出身のポップアーティスト326(ミツル)さんに御出演いただき、金澤さんは書道パフォーマンスを、326(ミツル)さんは自ら描かれたイラストに、来場されたたくさんの子どもたちと一緒に塗り絵をして大きな作品を作り上げ、大会を盛り上げていただきました。

 この度、その際に仕上げていただいた金澤翔子さんの書と326(ミツル)さんのイラストをお二人の御好意でお借りすることができましたので県立博物館・美術館で展示します。

 丹精込めて作成された迫力のある作品を、ぜひこの機会に御観覧ください。

会期 平成25年1月1日(火曜日・祝日)~2月3日(日曜日)
会場 1号A展示室
開館時間 午前9時30分~午後6時
休館日 月曜日(月曜日が祝日の場合は、翌火曜日)
作品及び展示場所
  1. 金澤翔子書「飛翔」
    • 制作日時:平成24年11月24日(土曜日)
    • 制作イベント:「書家金澤翔子 書道パフォーマンス」で制作
    • 作品の展示場所:博物館エントランスホール
  2. 326(ミツル)と一般参加者による塗り絵「みんなでかけたイロとりどりのレインボー」
    • 制作日時:平成24年11月23日(金曜日・祝日)
    • 制作イベント:「326(ミツル)と塗り絵で遊ぼう!」
    • 作品の展示場所:美術館1号A展示室前壁面
観覧料 無料

【金澤翔子書「飛翔」】

20121227161619「飛翔」金澤翔子

寸法 各97センチメートル×180センチメートル(本紙)

【金澤翔子プロフィール】
金澤翔子、金沢泰子(母)

昭和60(1985)年生まれ。5歳の時に母の金澤泰子(蘭凰)に師事して書道を始める。平成17(2005)年には、銀座書廊で初めての個展を開催し、以後個展・席上揮毫を多数開催。平成23(2011)年には、NHK大河ドラマ「平清盛」の題字を揮毫するとともに、いわき市に「金澤翔子美術館」を開設した。母は、「ダウン症で道のりは平坦ではないが、彼女の『天性の明るさ』『場を生み出す技術』は書家としての原点」と評する。

【326(ミツル)と一般参加者による塗り絵「みんなでかけたイロとりどりのレインボー」】

326さんと描いた絵

寸法 1.2メートル×5メートル(本紙)

昭和53(1978)年生まれ。佐賀市出身のポップアーティスト。イラストに詩を載せた作品を多数発表しており、本人は自らの職業を「イラストライター」と自称することもある。最新作『あかちゃんからのラブレター』(ThinkD出版)など多数の著作の他、キャラクターやCD・DVDジャケット等のデザイン、作詞、著作『ぼくのおばあちゃん』の映画化、キャラクターのゲーム化、テレビ・ラジオ出演など多方面で活躍している。

【326(ミツル)さんプロフィール】
326(みつる)