新収蔵品展

※この展覧会は終了しています。

博物館 2015年3月27日（金曜日）～ 2015年5月13日（水曜日）

色絵男人形・色絵女人形　博物館・美術館では、平成24年度から26年度までに、購入・寄贈・寄託などによって新たに収蔵した資料の中から68件144点を、自然史・歴史・民俗、及び美術・工芸の各分野にわたり、下記のとおり展示・紹介します。

　特に、佐賀県に生まれ、黒田清輝、藤島武二らと並ぶ日本近代洋画壇の頂点に位置する岡田三郎助の作品は圧巻で、最高傑作の一つと評される「裸婦」をはじめ、「朝鮮婦人」など繊細な筆致で描かれた女性像のほか、風景画や静物画など、岡田作品の数々を展示します。

　また、備前国長船の名刀で国指定重要文化財の太刀、鍋島更紗を復元した佐賀県出身の染色家・鈴田照次のロウケツ染めの作品、18世紀後半に有田で制作された色絵磁器の人形など、貴重な工芸品の数々も展示します。

この他、江戸時代、佐賀鍋島藩の御用煙草を製造し、明治時代後期まで佐賀の名産の一つに数えられた森永家の煙草関係資料も展示します。

　たくさんの初公開資料も含まれており、新収蔵品展ならではのバラエティーに富んだ展示となっていますので、是非、この機会にご鑑賞ください。

　多くの皆様のご来館をお待ちしています。

Menu