佐賀県立博物館|佐賀県立美術館

EXHIBITION展示案内

OKADA-ROOM vol.5 OKADA-ROOM 開室1周年記念 館蔵名品選―日本近代洋画の女性表現―

※この展覧会は終了しています。

美術館 2016年5月20日(金曜日)~ 2016年8月28日(日曜日)

 OKADA-ROOMでは、このたび開室1周年を記念し、女性像をテーマとした展覧会を開催します。

 岡田三郎助は、日本独自の油彩画を探求するなかで、とりわけ日本女性を重要なテーマとし、その美しさを描き出すことに一貫して心血を注ぎました。明るく豊かな色彩でとらえられた彼女たちは温雅な上品さを湛え、「美人画の岡田」とも呼ばれた岡田三郎助作品の代名詞ともなりました。その女性像の数々は、時代を超え、今なお多くの人の心をとらえてやみません。

 本展覧会では、岡田の円熟期の傑作《裸婦》、平成28年4月に佐賀県重要文化財に指定された《花野》、また大変珍しい木版画《おさん》など、館収蔵の岡田三郎助の女性像をご紹介します。さらに岡田に関連の深い7人の洋画家、百武兼行、中沢弘光、藤島武二、高木背水、山口亮一、御厨純一、北島浅一による女性像の優品も併せて公開します。

OKADA-ROOMについては【こちら】

主な展示作品

岡田三郎助《少女読書》 1924(大正13)年

 岡田三郎助 《少女読書》 
 1924(大正13)年

 
岡田三郎助《花野》 1917(大正6)年、佐賀県重要文化財

 岡田三郎助 《花野》
 1917(大正6)年
 佐賀県重要文化財

 
岡田三郎助 《裸婦》 1935(昭和10)年、佐賀県重要文化財

 岡田三郎助 《裸婦》
 1935(昭和10)年
 佐賀県重要文化財

 
岡田三郎助 《婦人半身像(下絵)》 1936(昭和11)年

 岡田三郎助 《婦人半身像(下絵)》 
 1936(昭和11)年

 
高木背水 《婦人肖像》 1915(大正4)年

 高木背水 《婦人肖像》 
 1915(大正4)年

 
山口亮一 《緑の庭》 1926(大正15)年

 山口亮一 《緑の庭》 
 1926(大正15)年

 

OKADA-ROOM Vol.5出品目録.pdf

会期

2016年5月20日(金曜日)~8月28日(日曜日)
※毎週月曜日等、休館日は休室
 祝祭日の場合は開館、翌平日が休館。
 今期では、7月18日(月曜日・祝日)は
 開室。7月19日(火曜日)は休館です。

場所 美術館1階 OKADA-ROOM
観覧料 無料
その他

フラッシュ類や、三脚等の機材を用いての写真撮影はご遠慮ください。
作品にお手を触れないようお願いいたします。
また、寄託作品の写真撮影はご遠慮ください。
(詳細は受付スタッフにお尋ねください。)