佐賀県立博物館|佐賀県立美術館

EXHIBITION展示案内

テーマ展「日本美術あいうえお」

※この展覧会は終了しています。

博物館 2017年3月24日(金曜日)~ 2017年4月19日(水曜日)

 「色絵(いろえ)」「更紗(さらさ)」「狩野派(かのうは)」......
 日本の美術作品を見ていて「この言葉、聞いたことはあるんだけど、何だっけ?」と思うことはありませんか?
 今回のテーマ展では、素材や技法、モチーフや制作集団など、日本美術独特の用語を「あいうえお」順に50語選び、それぞれの意味を実際に感じとれるような作品を集めてみました。
 掛軸、仏像、漆器、焼物を中心にいろいろなジャンルの作品を実際にご覧いただきながら、「この言葉はこんなことを言っているんだなあ」と感じていただける機会を提供します。このテーマ展で日本美術の豊かな世界のひろがりと新たな魅力を発見していただければ幸いです。

会期 平成29年3月24日(金曜日)~4月19日(水曜日)

※毎週月曜日の休館日は休室
時間 9時30分~18時
会場 佐賀県立博物館3階 3号展示室
観覧料 無料
内容 絵画、彫刻、陶磁器、漆器等、約50点

関連イベント

学芸員によるギャラリートーク「日本美術あいうえお」終了しました

日時...平成29年4月1日(土曜日)13時30分~15時
場所...佐賀県立博物館3号展示室
講師...立畠敦子(当館学芸員)

学芸員によるギャラリートーク「日本美術の見方」終了しました

日時...平成29年4月15日(土曜日)13時30分~15時
場所...佐賀県立博物館3号展示室
講師...竹下正博(当館学芸員)

主な出品作品

※〇は佐賀県重要文化財
※出品作品は全て佐賀県立博物館が所蔵、もしくは保管する作品(寄託品)です。

≪あ行≫
あ 有田焼 ありたやき
 色鍋島製作工程:色絵いろえ柴垣しばがき椿つばきもんざら (有田・今右衛門窯 1963(昭和38))

い 色絵 いろえ
 ○色絵花鳥文輪花形深鉢 (肥前・有田窯 18世紀後半)

お 女乗物 おんなのりもの
  杏葉紋ぎょうようもん蒔絵まきえ女乗物おんなのりもの 鹿島かしま鍋島家なべしまけ伝来でんらい 
 (江戸時代 18~19世紀)

≪か行≫
か 狩野派 かのうは
  ○高僧像こうそうぞう 狩野かのうたかのぶ (桃山時代 17世紀)

く 鞍 くら
  ○小城おぎ鍋島家なべしまけ什器類じゅうきるい くら あぶみ (桃山~江戸時代)

≪さ行≫
さ 更紗 さらさ
  木版摺もくはんずり更紗さらさ着物きもの松竹梅しょうちくばいもん 鈴田すずたてる (1975(昭和50))

せ 青磁 せいじ
  青磁せいじ耳付みみつき花器かき (肥前・鍋島藩窯 18世紀)

≪た行≫
ち 頂相 ちんそう
  即非如一像そくひにょいつぞう 狩野かのうどううん(1625~94)  (江戸時代 17世紀)

と 渡唐天神 ととうてんじん
  とう天神図てんじんず 了菴りょうあんさん (室町時代) 
  ※さんとは絵をたたえる文章のこと

≪は行≫
ふ 富士 ふじ
  富岳図ふがくず たに 文晁ぶんちょう(さん古賀こが精里せいり柴野しばの栗山りつざん)(江戸時代 1805 (文化2年))

≪ま行≫
も 毛氈 もうせん
  鍋島緞通なべしまだんつうかに牡丹ぼたんもん (明治時代)

≪ら行≫
ら 螺鈿 らでん 
  ○花鳥図かちょうず螺鈿らでん琵琶びわ めい孝鳥絃こうちょうげん

≪わ行≫
わ 脇差 わきざし
  脇差 めい新佐衛門尉しんさえもんじょう//藤原ふじわらただよし//弘化こうか丙午ひのえうまあき八月はちがつ吉日きちじつ

花鳥図螺鈿琵琶 銘「孝鳥絃」
花鳥図螺鈿琵琶 銘「孝鳥絃」

杏葉紋蒔絵女乗物
杏葉紋蒔絵女乗物