佐賀県立博物館|佐賀県立美術館

EXHIBITION展示案内

テーマ展「春のコレクション―近世・近代の絵画― 」

※この展覧会は終了しています。

博物館 2017年4月 7日(金曜日)~ 2017年4月27日(木曜日)

 春から初夏を題材とした絵画は、桜の花を描いたものが代表的な存在で、ほかに草花に鳥を配した花鳥画や、農耕風俗をモチーフとした作品など数多く残されています。
 このテーマ展では、桜の名所として有名な吉野山(奈良県)の景観を描いた江戸時代前期(17世紀)の《吉野山図屏風》6曲1双から、昭和4年作の岡田三郎助《新緑》、昭和22年作の立石春美《早乙女》まで、佐賀県ゆかりの画家の作品を中心に20点を紹介します。

会期 平成29年4月7日(金曜日)~4月27日(木曜日)
※毎週月曜日の休館日は休室
時間 9時30分~18時
会場 佐賀県立美術館 2号展示室
観覧料 無料

主な展示作品

(1) 吉野山図屏風(よしのやまずびょうぶ) 作者不詳、6曲1双、江戸時代(17世紀)、博物館蔵
(2) 四季耕作図屏風(しきこうさくずびょうぶ) 長谷川雪旦(はせがわ・せったん)筆、6曲1双、天保9年(1838年)、博物館蔵
(3) 四季花図(しきのはなず) 柴田是真(しばた・ぜしん)筆、1幅、江戸時代(19世紀)、博物館蔵
(4) 桜下美人図(おうかびじんず) 岸天岳(きし・てんがく)筆、1幅、江戸~明治(19世紀)、博物館蔵
(5) 春雨(はるさめ) 高木背水(たかぎ・はいすい)筆、1面、大正元年(1912年)、美術館蔵
(6) 巴里郊外の春(ぱりこうがいのはる) 御厨純一(みくりや・じゅんいち)筆、1面、昭和3年(1928年)、美術館蔵
(7) 新緑(しんりょく)、岡田三郎助(おかだ・さぶろうすけ)筆、1面、昭和4年(1929年)、美術館蔵
(8) 早乙女(さおとめ)、立石春美(たていし・はるみ)筆、2曲1隻、昭和22年(1947年)、美術館蔵

《吉野山図屏風》館蔵(左隻左)《吉野山図屏風》館蔵(左隻右)
《吉野山図屏風》左隻、館蔵

岸天岳《桜下美人図》館蔵
岸天岳《桜下美人図》館蔵

高木背水《春雨》館蔵
高木背水《春雨》館蔵

立石春美《早乙女》館蔵
立石春美《早乙女》館蔵