佐賀県立博物館|佐賀県立美術館

EXHIBITION展示案内

OKADA-ROOM Vol.17 美の道をしめす―教育者としての岡田三郎助―

美術館 2020年6月 6日(土曜日)~ 2020年8月30日(日曜日)

佐賀県立美術館は開館以来、明治から昭和初期にかけて活躍した佐賀県出身の日本近代洋画の巨匠、岡田三郎助(おかだ・さぶろうすけ、1869~1939)の画業と人物を顕彰してきました。

岡田三郎助は画壇の巨匠であると同時に、偉大な教育者でもありました。約35年にわたり東京美術学校で教鞭を執るかたわら、本郷洋画研究所や女子洋画研究所などの画塾も主宰し、多くの若者に自身の知識や技術を惜しみなく伝授しました。とりわけ大正末頃に自身のアトリエを増設して開設された女子洋画研究所は、当時としては非常に珍しい女性に門戸を開いた画塾であり、岡田の開明的な思想が伺えます。

今回の展示では、岡田の名品とあわせて、彼に先立ち教育者としても活躍した小代為重・黒田清輝・久米桂一郎、岡田とともに教壇に立った藤島武二や、岡田が導いた有馬さとえ・甲斐仁代・古沢岩美ら後進の画家たちの作品を紹介し、岡田三郎助の美術教育者としての姿を探ります。

OKADA-ROOMについては【こちら】
岡田三郎助アトリエについては【こちら】

会期

令和2年(2020年)6月6日(土曜日)~8月30日(日曜日)

会場 美術館1階 OKADA-ROOM
休館日

毎週月曜日
 ※ただし8月10日(月曜日・祝日)は開館、翌11日(火曜日)休館

観覧料 無料
その他 ・フラッシュ類や、三脚等の機材を用いての写真撮影はご遠慮ください。
・作品にお手を触れないようお願いいたします。
主な出品作品(★印はOKADA-ROOM初出品作品)

・岡田三郎助《西洋婦人像》 1900(明治33)年、館蔵
・岡田三郎助《薊》 1908(明治41)年、館蔵
・岡田三郎助《清楚(少女)》 1907(明治40)年、館蔵
・岡田三郎助《少女読書》 1924(大正13)年、館蔵
・岡田三郎助《裸婦》 1935(昭和10)年、館蔵(佐賀県重要文化財)
・岡田三郎助《坐裸婦(習作)》 1913(大正2)年、館蔵
・ラファエル・コラン《日だまり(くつろぎ)》 1896(明治29)年、館蔵
・小代為重《少女像》 1897(明治30)年、館蔵
・黒田清輝《画室内》 1889(明治22)年、館蔵
・久米桂一郎《京都加茂川の景》1893(明治26)年、館蔵
・藤島武二《裸婦》 1924(大正13)年、館蔵  ★
・有馬さとえ《若葉季節の記》 1965(昭和40)年、館蔵 ★
・甲斐仁代《静物》 1962(昭和37)年、館蔵
・古沢岩美《伊達跡風景》 1931(昭和6)年、館蔵  ★

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岡田三郎助《薊》 1908(明治41)年
油彩・画布、館蔵

(小)岡田三郎助《裸婦》1935年、佐賀県立美術館蔵.jpg

岡田三郎助《裸婦》 1935(昭和10)年
油彩・画布、館蔵 佐賀県重要文化財

日だまり(小).jpg

ラファエル・コラン《日だまり(くつろぎ)》 1896(明治29)年
油彩・画布、館蔵

(小)有馬さとえ《若葉季節の記》_21062_marked.jpg

有馬さとえ《若葉季節の記》 1965(昭和40)年
油彩・画布、館蔵

OKADA-ROOM Vol.17 出品目録(PDF1,110MB)