佐賀県立博物館|佐賀県立美術館

EXHIBITION展示案内

OKADA-ROOM Vol.19 或る洋画家の横顔 ―写真と映像資料からみる岡田三郎助―

美術館 2020年12月12日(土曜日)~ 2021年3月 7日(日曜日)

 佐賀県立美術館は開館以来、明治から昭和初期にかけて活躍した佐賀県出身の日本近代洋画の巨匠、岡田三郎助(おかだ・さぶろうすけ、1869~1939)の画業と人物を顕彰してきました。

 今回の展示では、「岡田三郎助と写真」をテーマに、岡田三郎助の写真資料と作品をあわせて紹介します。明治から昭和初期にかけて洋画壇のリーダーとして活躍した岡田の姿は、多くの写真に収められています。また一方で岡田が自らシャッターを切ったと思しき写真も残っています。さらに晩年、彼は当時発売されたばかりの16mmカメラを入手、家族や画家仲間などの親しい人々、旅先での光景などをたびたび撮影していました。
 残された写真やフィルムからは、岡田のアトリエの様子や広範な交友関係などが見て取れ、「画人」の日常を知る極めて貴重な資料です。そこには、岡田の知られざる一面も垣間見え、彼が生きた時代の手ざわりまで感じることができます。
 本展では写真資料と映像とともに、《矢調べ》や《ぬいとり》、《裸婦》など、当館が誇る岡田三郎助の名品を紹介します。いつもとは一味違った展示を通して、時代を駆け抜け「画人」と呼ばれた巨匠の姿をお楽しみください。

OKADA-ROOMについては【こちら】
岡田三郎助アトリエについては【こちら】

会期

2020年12月12日(土曜日)~2021年3月7日(日曜日)

開館時間

9時30分~18時

休館日

毎週月曜日、12月29日(火曜日)~31日(木曜日)
 ※月曜日が祝日の場合は開館、翌火曜日休館。
 ※年始は、1月1日(金曜日・祝日)から通常通り開館します。

会場 美術館1階 OKADA-ROOM
観覧料 無料
その他 フラッシュ類や、三脚等の機材を用いての写真撮影はご遠慮ください。
作品にお手を触れないようお願いいたします。
また、寄託作品の写真撮影はご遠慮ください。
(詳細は受付スタッフにお尋ねください。)

出品作品

・岡田三郎助《矢調べ》1893(明治26)年、油彩・画布、館蔵(佐賀県重要文化財)
・岡田三郎助《少年》1899(明治32)年、油彩・画布、館蔵
・岡田三郎助《ぬいとり》1914(大正3)年、油彩・画布、館蔵
・岡田三郎助《少女読書》1924(大正13)年、油彩・画布、館蔵
・岡田三郎助《風景》1919(大正8)年、油彩・画布、館蔵
・岡田三郎助《丹霞郷》1933(昭和8)年、油彩・画布、個人蔵(寄託)
・岡田三郎助《裸婦》1935(昭和10)年、油彩・画布、館蔵(佐賀県重要文化財)
・岡田三郎助《婦人半身像(下絵)》1936(昭和11)年、パステル、紙、館蔵

岡田三郎助のアトリエには、多くの写真が残されている

明治41年頃2.jpg  左:アトリエ内で、自身の作品を背景に座る岡田三郎助(明治41年頃)

アトリエ内の岡田三郎助と妻八千代.jpg    ぬいとり.jpg

左:アトリエ内の岡田三郎助と妻八千代(明治42年) 
右:岡田三郎助《ぬいとり》1914年、佐賀県立美術館蔵(妻八千代をモデルにアトリエ内で描かれた作品)

名作誕生の秘密がここに!?

北村久子.jpg   婦人半身像下絵.jpg

左:《婦人半身像》と同じポーズを取るモデル(岡田の専属モデルをつとめていた北村久子)。
右:岡田三郎助《婦人半身像(下絵)》1936年、佐賀県立美術館蔵

上記の作品とともに、岡田三郎助関係の写真資料パネルを展示します。
また展示室内で、「岡田三郎助映像アーカイブ」(上映時間約30分)を上映します。