テーマ展 悠久の佐賀刀剣史
※この展覧会は終了しています。
テーマ展「悠久の佐賀刀剣史」
令和3年4月24日(土曜日)から、テーマ展「悠久の佐賀刀剣史」を開催します。
近年、人気を博している日本刀。佐賀の刀といえば、江戸時代に製作された肥前刀が有名です。鍋島家お抱えの名工・忠吉(ただよし)らの作刀は、堅実な造りで当時から高く評価されていました。
佐賀県における刀剣史の見どころは、江戸時代の肥前刀だけにとどまりません。弥生時代や古墳時代に目を向ければ、青銅製、鉄製の刀剣が多数発掘されています。また、佐賀県下には忠吉の他にも多くの刀工がいたことや、現在も刀工が作刀活動をしていることは、あまり知られていません。
本展覧会は、弥生時代から現代まで2000年以上に及ぶ佐賀県の刀剣史を、県内の名品、館蔵の優品とともに一望するものです。これまで、ほとんど展示されることのなかった奉納刀剣類や現代刀など、多種多様な佐賀県ゆかりの刀剣が時代を超えて集結します。ぜひ御観覧ください。
会期 | 2021年4月24日(土曜日)~6月13日(日曜日) |
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会場 | 佐賀県立博物館(3号展示室) |
開館時間 | 9時30分~18時 |
休館日 |
毎週月曜日 |
観覧料 | 無料 |
関連イベント |
(1)担当学芸員によるギャラリートーク(展示解説) (2)博物館・美術館セミナー「悠久の佐賀刀剣史、2000年の旅」 (3)第45回 あらかしコンサート |
主な展示資料
・佐賀県重要文化財「細形銅剣・細形銅矛・細形銅戈」 宇木汲田遺跡出土 弥生時代 館蔵
・重要文化財「素環頭鉄刀・鉄剣・鉄矛」 二塚山遺跡出土 弥生時代 館蔵
・「妙見之宝剣」作者不詳 室町時代頃 鎮西本山松尾山護国光勝寺蔵
・「刀 銘 肥前国住一吉作/平成六年八月吉日」 小城市教育委員会蔵