佐賀県立博物館|佐賀県立美術館

EXHIBITION展示案内

テーマ展「しってる?佐賀のいきもの展」

※この展覧会は終了しています。

博物館 2022年3月12日(土曜日)~ 2022年5月15日(日曜日)

 脊振山地や多良岳、広大な佐賀平野やクリークなど、私たちの身の回りの自然にはたくさんのいきものがいます。しかし、これら私たちと暮らす身近ないきものであっても目にしたことがない、よく知らない存在も多いのではないでしょうか。

 この展覧会では、佐賀県で15年ぶりに記録されたヤマネ、絶滅してしまったニホンカワウソなど陸生哺乳類標本約30点、日本で佐賀県のみ分布が確認されているサクラジマイノデなど植物標本約10点、人との関係が深いオオウラギンヒョウモンなど昆虫標本約40点の他、最大全長約10mのサメであるカルカロクレスの歯や、牙を持つ海鳥の骨質歯鳥など約4000万年前~1800万年前(新生代)に暮らしていた過去のいきものの化石約250点を揃えて、佐賀のいきものの多様性や生態、私たちとの関わりについて紹介します。

 ぜひご来館ください。

会期 2022年3月12日(土曜日)~5月15日(日曜日)
会場 佐賀県立博物館3号展示室
観覧料 無料
主催 佐賀県立博物館
協力 北九州市立自然史・歴史博物館、佐賀県立宇宙科学館
関連イベント

博物館・美術館セミナー 

 植物・昆虫編 令和4年3月19日(土曜日)
        講師:佐賀自然史研究会 上赤 博文
           佐賀県立博物館主任主査 山口真希子
        演題:「生き物たちの生命の歴史」

 哺乳類編 令和4年4月16日(土曜日) 
      講師:佐賀大学農学部准教授 徳田 誠
      演題:「佐賀のヤマネがたどって来た道」

      Tokuda.jpg
      天然記念物のヤマネは、県内では多良山系でのみ生息が確認されています。
      ヤマネはいつどこからやってきて、多良山系に住み着いたのでしょうか。
      ヤマネの生態や進化の歴史、私たちが取り組んでいる研究の様子を交えながら紹介します。

 化石編 令和4年4月30日(土曜日)
     講師:佐賀県立博物館主事 時貞雄成
     演題:「化石から読み解く、大昔の佐賀のいきもの」

 時間:いずれも1330分~15時(受付は13時から)
 会場:佐賀県立美術館2階画廊
 参加料:無料
 事前申込:不要

その他
  • 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、県立博物館・県立美術館においても対策を行うとともに、お客様にも入館時のマスク着用、アルコール消毒等の御協力をお願いしています。

  • 駐車スペースに限りがあります。なるべく公共交通機関をご利用ください。

主な展示資料

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 ニホンカワウソ(北九州市立自然史・歴史博物館蔵)

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 ヤマネ(北九州市立自然史・歴史博物館蔵)

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 池田学《ヤマネ》2005(個人蔵)
 (c)IKEDA Manabu, Courtesy Mizuma Art Gallery, Tokyo/Singapore

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 サクラジマイノデ(佐賀県立宇宙科学館)

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 オオウラギンヒョウモン(佐賀県立宇宙科学館)

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 カルカロクレス(佐賀県立宇宙科学館)

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 骨質歯鳥(佐賀県立宇宙科学館)