特別展「ジパング―平成を駆け抜けた現代アーティストたち―」
※この展覧会は終了しています。
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平成という時代は「失われた30年」と否定的に語られる一方で、ファッションや建築、アニメやマンガ、そして現代アートの分野において素晴らしい作家たちが活躍し、世界的な評価を得た時代でもあります。
本展は平成に生まれた日本の現代アートをクロニクル的に捉えた展覧会であり、平成23~24年(2011~2012年)に国内で開催された「ジパング」展を再編、更に発展させたものです。13年前のジパング展は、「日本の」現代アートがもつ魅力を<再発見>してほしいというねらいとともに、東日本大震災直後の日本が現代アートの力によって癒され、あるいは活力を得てほしいと企図されたものでした。
今回のジパング展では、「平成」から「令和」へ、美術界を席巻したトップアーティストたちの作品を一堂に御紹介します。世界の現代アートの文脈を視野に捉えながら、日本の文化と結合・変容させ、独自の表現を獲得した彼らの作品は、いずれも時代の複雑さや多様性を反映しています。それぞれのアートを通じて「平成」という時代を振り返るとともに、今このときも生まれ続ける現代アートをお楽しみください。
会期 |
2024年8月24日(土曜日)~10月20日(日曜日) |
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開館時間 |
9時30分~18時00分(最終入場は17時30分) |
休館日 | 毎週月曜日 ※9月16日(月曜日・祝日)、9月23日(月曜日・祝日)及び10月14日(月曜日・祝日)は開館、9月17日(火曜日)、9月24日(火曜日)及び10月15日(火曜日)は休館。 |
会場 | 佐賀県立美術館(2・3・4号展示室) |
観覧料 |
一般 1,200円 無料対象者・高校生以下 割引料金対象者・20名以上の団体 「関係するアート展 vol.4」半券提示による割引の注意点・「関係するアート展 vol.4」より先に「ジパング展」をご覧になった場合 **** 来場感謝企画「今度は2人でジパング展!」(10月8日~※平日のみ)下記日程に「リピート割」を利用して御入場の場合、同伴者1名が無料となります。 【対象日程】 ※破棄してしまった等の理由により半券を確認出来ない場合、「リピート割」「今度は2人でジパング展!」いずれも対象外となりますので、御了承ください。 SAGA2024選手団及びSagantier!の皆様を無料で御招待します【期間】10月8日(火)~20日(日) 佐賀を訪れられるSAGA2024選手団の皆様に、佐賀の思い出の一つとして、またSAGA2024を支えていただく「Sagantier!」の皆様にも、感謝の気持ちとともに、スポーツだけではなく佐賀の文化にも興味を持っていただく機会の一つとして、本特別展へ期間限定で無料で御招待します。 |
主催 | 佐賀県立美術館 |
企画協力 | ミヅマアートギャラリー |
後援 | 佐賀新聞社、サガテレビ、NHK佐賀放送局 |
出品作家 |
会田誠、青山悟、池田学、石田徹也、岩崎貴宏、宇佐美雅浩、江口綾音、O JUN 、岡本瑛里、荻野夕奈、加藤泉、金子富之、草間彌生、小松美羽、近藤聡乃、佐藤雅晴、塩田千春、棚田康司、チームラボ、Chim↑Pom from Smappa!Group、筒井伸輔、名もなき実昌、梅沢和木、奈良美智、宮島達男、宮永愛子、村上隆、森淳一、山口晃 |
お知らせ(令和6年10月1日)
10月2日から、特別展「ジパング」について下記のとおり変更します。
(1)特別展「ジパング」に展示されている全ての作品の写真撮影OK
※三脚・フラッシュ・自撮り棒の使用、動画の撮影はご遠慮ください。
※SNS等、WebへのアップロードはOKです。
ただし自己責任のもととなります。二次利用・商用利用は不可です。
※周囲の方の写り込みにご配慮ください。また、撮影時にぶつからないようご留意ください。
(2)当日中の再入場OK
※再入場の際は、展覧会受付に半券をご提示ください。
関連イベント
山口晃 アーティスト・トーク
【日時】9月22日(日曜日・祝日)13時30分~15時30分(開場13時)
【会場】佐賀県立美術館ホール
【講師】山口 晃(本展出品作家)
【聴講料】無料
【定員】400人(事前申込は不要)
スペシャルトーク
【日時】8月25日(日曜日)13時30~(60分程度)
【会場】佐賀県立美術館2階画廊及び佐賀県立美術館2・3・4号展示室(展覧会場)
【案内】名もなき実昌(本展出品作家)、三潴末雄(ミヅマアートギャラリー・エグゼクティブディレクター)
【聴講料】無料 ※但し、展示室で開催するギャラリートークについては有効な展覧会入場チケットが必要
スペシャルギャラリートーク
【日時】9月28日(土曜日)、9月29日(日曜日)、10月13日(日曜日)
いずれも13時30分から60分程度
【会場】佐賀県立美術館2・3・4号展示室
【案内】金子剛(洋画家、東光会会員、佐賀美術協会顧問)
コーディネーター...野中耕介(当館学芸員)
【聴講料】無料 ※但し、有効な展覧会入場チケットが必要
※9月28日の「学芸員によるギャラリートーク」はスペシャルギャラリートークに変更となります。
博物館・美術館セミナー「現代アートあれこれ」
【日時】10月12日(土曜日)13時30分~15時
【講師】岩永亜季(佐賀県立美術館学芸員)
【会場】佐賀県立美術館2階画廊
【聴講料】無料
【定員】約30人(事前申込みは不要)
学芸員によるギャラリートーク
【日時】8月31日、9月14日、10月19日
※いずれも土曜日 13時30分から30分程度
【会場】佐賀県立美術館2・3・4号展示室
【聴講料】無料 ※但し、有効な展覧会入場チケットが必要
SAGA GAYA MUSEUM(静かにしないでよい鑑賞時間)
【日時】9月6日(金曜日)18時~20時(開館時間延長)
9月7日(土曜日)9時30分~12時
9月8日(日曜日)14時~18時
【内容】話したり、笑ったり、思わず声をあげたりしながら、自由な雰囲気の中で鑑賞していただける時間
出品作品(一部・予定)
奈良美智《Through the Break in the Rain》2020
豊田市美術館蔵
©Yoshitomo Nara Courtesy of Yoshitomo Nara Foundation
池田学《誕生》2013-2016
佐賀県立美術館蔵
デジタルアーカイブ:凸版印刷株式会社
©️IKEDA Manabu, Courtesy of Mizuma Art Gallery, Tokyo / Singapore
会田誠《灰色の山》2009-2011
撮影:宮島径
タグチアートコレクション/タグチ現代芸術基金
©︎AIDA Makoto Courtesy of Mizuma Art Gallery
村上隆《黄色い麦藁帽子の女の子》2010
タグチアートコレクション/タグチ現代芸術基金
©2010 Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.
山口晃《東京圖 1・0・4輪之段》2018~、山種美術館蔵
撮影:浅井謙介(NISSHAエフエイト株式会社)
©︎YAMAGUCHI Akira Courtesy of Mizuma Art Gallery
宮永愛子《suitcase -key-》2019、作家蔵
©︎MIYANAGA Aiko, Courtesy of Mizuma Art Gallery
近藤聡乃《KiyaKiya》2010-2011、作家蔵
©︎KONDOH Akino Courtesy of Mizuma Art Gallery
宮島達男《Warp Time With Warp Self No.2》2010
タグチアートコレクション/タグチ現代芸術基金
©︎Tatsuo Miyajima Courtesy of the artist and SCAI THE BATHHOUSE
宇佐美雅浩《早志百合子 広島 2014》2014
作家蔵
©︎USAMI Masahiro Courtesy of Mizuma Art Gallery
岩崎貴宏《リフレクション・モデル(羅生門エフェクト)》
2015、ジットグループ株式会社蔵
撮影:木奧恵三
©Takahiro Iwasaki Courtesy of ANOMALY