写実絵画の精鋭展ーホキ美術館コレクションー
本展では、写実界を牽引する個性豊かな4名の作家にフォーカスします。森本草介(1937~2015)と野田弘志(1936~)、そして小尾修(1965~)と島村信之(1965~2024)です。 「敬虔なる写実」とうたわれ、ピアノを愛し、絵の中から音楽が聞こえてくるかのような情景や理想の女性像とフランスの地方の風景を描いた森本、「崇高壮大」「存在を描くこと」をテーマに、存在の重みと地球上に生まれた奇跡を描き続ける野田。それぞれまったく違う画風ですが、戦後の抽象絵画全盛時代に屈することなく、独自の写実絵画を追求してきました。また、対象の痕跡や時の流れ、身近なモチーフに着目する小尾。光の中に佇む女性の肌や昆虫などに美を見出し、独自の世界を追求し続け、昨年惜しまれつつ亡くなった島村は、次の世代として写実界の第一線で活躍を続けてきました。
一枚一枚のキャンバスには作家が描きたいテーマが、果てしない、気の遠くなるような時間をかけて、丹念に描き出されています。また、同じテーマでも作家によって描きだされた作品にはそれぞれの個性が光ります。わかりやすく、入っていきやすい写実だからこそ、そこには誰もが共感できる人生のドラマが見えてきます。作品と向き合う、それは自分の心の中との対話かもしれません。作品を通して自分と出会う時間でもあります。
本展の2つの部屋では人気の高い4人の写実作家の作品の数々を、3つ目の部屋では九州ゆかりの作家を含む第一線で活躍中の写実作家を取り上げます。どの作品が心に響くでしょうか。写実絵画の最前線をどうぞ心ゆくまでお楽しみください。
(※特設サイト紹介文より引用)
会 期 | 2025年3月20日(木曜日・祝日)~5月18日(日曜日) |
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開 館 時 間 |
9時30分~18時 |
休 館 日 |
毎週月曜日 |
会 場 |
佐賀県立美術館 2・3・4号展示室 |
観 覧 料 |
※( )内は前売り・割引料金
【平日限定】早期割引キャンペーン3月21日(金)~4月18日(金)の平日限定で、前売り金額にて観覧いただけます。 【春休み限定】小中学生無料キャンペーン3月25日(火)~4月11日(金)の期間、小中学生は無料で観覧いただけます。 |
主催 |
サガテレビ |
後援 |
佐賀県教育委員会、テレビ西日本、西日本新聞社、佐賀新聞社、エフエム佐賀、NBCラジオ |
企画協力 |
ホキ美術館 |
特別協賛 |
戸上電機製作所 |
協賛 |
セブン・フォース、東京戸上電機販売、田中産婦人科、医療法人Ohana 久保田レディースクリニック、医療法人尽心会 百武整形外科・スポーツクリニック |
特設サイト |
写実絵画の精鋭展―ホキ美術館コレクション― |
問合せ先 |
サガテレビ事業企画部 ※展覧会詳細、関連イベント情報、団体見学問合せ等は上記特設サイトをご参照いただくか、上記問合せ先あてにご連絡いただくようお願いいたします。 |