コレクション展「肥前刀の技と美」
博物館
2025年12月 2日(火曜日)~ 2026年1月13日(火曜日)
肥前忠吉一門は佐賀藩主鍋島家のお抱え刀工として、江戸時代を通じ活躍しました。彼らが製作した刀剣は肥前刀と称されており、藩政期のみならず現在に至るまで高い評価を受けています。
特に、初代忠吉(忠広・1572~1632)は、江戸時代の刀剣評価書『懐宝剣尺』において、最高位の「最上大業物」に位置付けられており、佐賀県立博物館では、令和3年度に開催したコレクション展「忠吉から忠広へ--集結!初代忠吉--」をはじめ、初代忠吉をテーマとした展覧会を数多く開催してきました。
また、肥前刀には他にも魅力的な刀工が多数います。今回は、初代忠吉の息子である二代忠広(1614~1693)に焦点をあてた展覧会を下記のとおり開催します。二代忠広は、長命であったため作刀数が多く、一門を統率して肥前刀の地位を盤石のものとしました。
本展では、二代忠広の作刀に加え、初代から九代までの各忠吉による作刀も展示します。肥前刀の多様性と連続性、それを支えた技と美をお楽しみください。
| 会期 | 令和7年12月6日(土曜日)~令和8年1月12日(月曜日・祝日)※休館日 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日) |
|---|---|
| 開館時間 | 9時30分~18時 |
| 会場 | 佐賀県立博物館 3号展示室 一部(佐賀市城内1丁目15-23) |
| 観覧料 | 無料 |
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